季節  陰暦月  暦  二十四節気     七十二候                   陽暦のおおよその月日

                       *中華項は中華七十二候との違いを表す。

    一月  孟春   立春    東風解凍(東風凍りを解く)              二月四日~八日頃

                   黄鶯晛睆ケンカン(黄鶯美しくさえずる)        二月九日~十三日頃

                   蟄虫始振(中華第二項)                

                   魚上氷(魚氷を上がる)                二月十四日~十八日頃

            雨水     土脉ショウ潤起(土脉潤い起きる)           二月十九日~二十三日頃

                   獺祭魚(中華第一項)                 

                   霞始靆(霞始めて靆タナビく)                                               二月二十四日~二十八日頃

                   鴻雁来(中華第二項)

                   草木萌動(草木萌え動く)               三月一日~四日頃

   二月  仲春   啓蟄     蟄虫啓戸(巣ごもりの虫戸をひらく)          三月五日~九日頃

                   桃始華(中華第一項)

                   桃始笑(桃始めて笑う)                三月十日~十四日頃

                   倉庚鳴(中華第二項)

                   菜虫成蝶(菜虫 蝶と成る)              三月十五日~十九日頃

                   鷹化為鳩(中華第三項)

            春分     雀始巣(雀始めて巣くう)               三月二十日~二十四日頃

                   玄鳥至(中華第一項)

                   桜始開(桜 始めて開く)               三月二十五日~二十九日頃

                   雷乃発声(中華第二項)

                   雷乃発声(雷乃ち声を発す)              三月三十日~四月三日頃

                   始電(中華第三項)

   三月  季春   清明     玄鳥至(ツバメ至る)                 四月四日~八日頃

                   桐始華(中華第一項)

                   鴻雁北帰(鴻雁 北へ帰る)              四月九日~十三日頃

                   田鼠化為鴽(中華第二項)

                   虹始見(虹始めて見る)                四月十四日~十九日頃

            穀雨     葭始生(アシ始めて生ず)               四月二十日~二十四日頃

                   冸始生(中華第一項)

                   霜止出苗(霜止みて苗出る)              四月二十五日~二十九日頃

                   鳴鳩払其羽(中華第二項)

                   牡丹華(牡丹華やぐ)                 四月三十日~五月四日頃

                   戴勝降于桑(中華第三項)


   四月  孟夏   立夏     蛙始鳴(蛙 始めて鳴く)               五月五日~九日頃

                   蚯蚓ミミズ出(蚯蚓出る)               五月十日~十四日頃

                   竹笋ジュン生(たけのこ生ず)             五月十五日~二十日頃

                   王瓜生(中華第三項)

            小満     蚕起食桑(蚕起きて桑を食らう)            五月二十一日~二十五日頃

                   苦菜秀(中華第一項)

                   紅花栄(紅花栄える)                 五月二十六日~三十日頃

                   靡草死(中華第二項)

                   麦秋至(麦秋至る)                  五月三十一日~六月四日頃

   五月  仲夏   芒種     蟷螂生(カマキリ生ず)                六月五日~九日頃

                   腐草為蛍(腐草 蛍と為す)              六月十日~十五日頃

                   鵙始鳴(中華第二項)

                   梅子黄(梅子黄ばむ)                 六月十六日~二十日頃

                   反舌無声(中華第三項)

            夏至     乃東枯(ナツカレクサ枯れる)             六月二十一日~二十五日頃

                   麋角解(中華第一項)

                   菖蒲華(菖蒲華やぐ)                 六月二十六日~三十日頃

                   蜩始鳴(中華第二項)

                   半夏生(半夏 生ず)                 七月一日~六日頃

   六月  季夏   小暑     温風始至(温風始めて至る)              七月七日~十一日頃

                   蓮始開(蓮始めて開く)                七月十二日~十六日頃

                   蟋蟀居壁(中華第二項)

                   鷹乃学習(鷹乃ちわざを習う)             七月十七日~二十一日頃

            大暑     桐始結花(桐始めて花を結ぶ)             七月二十二日~二十七日頃

                   腐草為蛍(中華第一項)

                   土潤溽暑(土潤いてムし暑し)             七月二十八日~八月一日頃

                   大雨時行(大雨時々フる)               八月二日~六日頃


   七月  孟秋   立秋     涼風至(涼風至る)                  八月七日~十一日頃

                   寒蝉鳴(ヒグラシ鳴く)                八月十二日~十六日頃

                   白露降(中華第二項)

                   蒙霧升降(フカキきりマトう)             八月十七日~二十二日頃

                   寒蝉鳴(中華第三項)

            処暑     綿柎シベ開(綿柎開く)                八月二十三日~二十七日頃

                   鷹乃祭鳥(中華第一項)

                   天地始粛(天地始めてシトむ)             八月二十八日~九月一日頃

                   禾乃登(ノギ=穀物乃ちミノる)            九月二日~六日頃

   八月  仲秋   白露     草露白(草露白し)                  九月七日~十一日頃

                   鴻雁来(中華第一項)

                   鶺鴒セキレイ鳴(鶺鴒鳴く)              九月十二日~十六日頃

                   玄鳥帰(中華第二項)

                   玄鳥去(ツバメ去る)                 九月十七日~二十一日

                   群鳥養羞(中華第三項)

            秋分     雷乃収声(雷 乃ち声を収る)             九月二十二日~二十七日頃

                   雷始収声(中華第一項)

                   蟄虫坏戸(巣ごもりの虫 戸を閉ざす)         九月二十八日~十月二日頃

                   水始涸(水始めて涸れる)               十月三日~七日頃 

   九月  季秋   寒露     鴻雁来(鴻雁来る)                  十月八日~十二日頃

                   鴻雁来賓(中華第一項)

                   菊花開(菊花開く)                  十月十三日~十七日頃

                   爵入大水為蛤(中華第二項)

                   蟋蟀在戸(きりぎりす戸に在り)            十月十八日~二十二日頃

                   鞠有黄華(中華第三項)

            霜降     霜始降(霜始めて降る)                十月二十三日~二十七日頃

                   豺乃祭獣戮禽(中華第一項)

                   霎時施(シグレ時々フる)               十月二十八日~十一月一日頃

                   草木黄落(中華第二項)

                   楓蔦黄(楓蔦 黄ばむ)                十一月二日~六日頃

                   蟄虫威俯(中華第三項)


   十月  孟冬   立冬     山茶始開(ツバキ始めて開く)             十一月七日~十一日頃

                   水始凍(中華第一項)

                   地始凍(地始めて凍る)                十一月十二日~十六日頃

                   金戔香(金戔香し)                  十一月十七日~二十一日頃

                   雉入大水為蜃(中華第三項)  

            小雪     虹蔵不見(虹カクレテ見えず)             十一月二十二日~二十六日頃

                   朔風払葉(朔風葉を払う)               十一月二十七日~十二月一日頃

                   天気上謄地気下降(中華第三項)

                   橘始黄(橘始めて黄なり)               十二月二日~六日頃

                   閉塞而成冬(中華第三項)

  十一月  仲冬   大雪     閉塞成冬(そらさむくふゆとなり)           十二月七日~十一日頃

                   鶡旦不鳴(中華第一項)

                   熊蟄穴(熊 穴にこもる)               十二月十二日~十五日頃

                   虎始交(中華第二項)

                   鱖ケイ魚群(鱖=シャケ魚群がる)           十二月十六日~二十日頃

                   茘挺出(中華第三項)

            冬至     乃東生(ナツカレクサ生ず)              十二月二十一日~二十五日頃

                   蚯蚓結(中華第一項)

                   麋ビ角解(鹿角おつる)                十二月二十六日~三十日頃 

                   雪下出麦(雪の下麦出る)               十二月三十一日~一月四日頃

                   水泉動(中華第三項)

  十二月  季冬   小寒     芹乃栄(芹乃栄える)                 一月五日~九日頃

                   雁北郷(中華第一項)

                   水泉動(水泉動く)                  一月十日~十四日頃

                   鵲始巣(中華第二項)

                   雉始雊(雉始めて鳴く)                一月十五日~十九日頃

            大寒     款冬華(ふきのはなさく)               一月二十日~二十四日頃

                   鶏乳(中華第一項)

                   水沢腹堅(沢水こおりつめる)             一月二十五日~二十九日

                   征鳥厲疾(中華第二項)

                   鶏始乳(鶏始めて乳す)                一月三十日~二月三日頃

                   水沢腹堅(中華第三項)